森づくりだより
高山 薪炭材集積
四月八日(水) 五名
今年度最初の作業は高山での薪炭材調達作業で残していた集積作業である。
隣接地で里道際に寝かせていた材の集積であるが、里道まで降ろすのに少し手間取りながら、好天に恵まれ汗ばみながらも順調に作業できた。
あとは搬出のみとなったが、今月中にできるだろうか?
高山 薪炭材搬出
五月七日(木)四名、八日(金)五名
集積完了後一ヶ月してやっと搬出作業となった。
まず、搬出作業をお願いしている苗木の石材屋さんに立ち寄り、ダンプに乗り換え高山へと向かう。
作業箇所への入り口で左折時大きく回りすぎ、右前輪を側溝へ脱輪して作業開始前に一仕事する破目になった。
搬出作業は、今までの経験を活かし太い材、細い材をうまく選り分け、確実な玉掛でクレーン付きトラックとダンプに積み、午前・午後それぞれ一回ずつ福岡へ搬入した。
二日目に、特に細い材はまとめての玉掛が難しいため、ワイヤーモッコにてダンプに積み込み、前日同様二回の搬出・搬入作業となりほぼ一日分を残すのみとなった。
五月十八日(月) 四名
クレーン付きトラック、ダンプによる高山からの搬出作業も最終日となった。確実な玉掛、細い材をまとめてワイヤーモッコでの積み込みも手慣れたもので、最終日は昼前で搬出搬入作業は終了した。
午後から高山の現場の最終確認を行い、農道上の枯葉、細かい枝、古い枯れた材などを処理して薪炭材調達作業を終了した。
恵下 住宅裏支障木伐採
三月二十七日(金) 四名
中央自動車道沿いに宅地造成された箇所での、支障木となったサクラ二本の伐採である。
自動車道側道の行き止まりに車を止め、現地へ入った。
依頼者の話では、同じように宅地造成された個所ということだが、東端の依頼者宅の隣接地のみ平地で残っており、依頼者が草刈りを続けていたとのこと。一本のサクラが三m程のところで折れ、依頼者宅付近へ倒れたため草刈りができなくなり、所有者を通じて当会へ依頼されたものである。
まずはサクラの寝床確保と引っ付き虫(センダングサ)退治で、刈払い機による作業を行った。
駐車箇所からは数mの高低差があり、草刈り後の伐採準備に何度かの往復で難儀した。
最初に健全な四十㎝程のサクラを伐倒した。枝払い・玉切り、集積の間に折れたサクラの処理に掛った。折れた箇所で切り落とし、残っていた一本の幹にロープを取付け伐倒した。これも枝払い・玉切りを行い、平地の周囲に集積した。
天気も良く汗ばむほどの陽気で順調に作業できたが、人力での集積と、駐車箇所との往復でかなり体力を消耗した。荷物を持って車まで戻るときは、足元に気を使い慎重に足を運び無事作業を終了した。
駒場 林農場境界法面柴刈・伐採作業
二月十八日(水)十九日(木)各二名
二十日(金) 三名
令和三年に依頼を受け、柴刈り・伐採作業した箇所の再度の依頼である。
刈払い機とチェンソーを準備し、少し距離をとって作業に掛かった。場所により腕ほどの太さの低木が密植しており、刈払い機では無理のためチェンソーと交互に使用して作業を進めた。
所々前回(五年前)の伐採木が有り、それらを除けながらの作業となった。
午後二時半過ぎにパラパラと来たためきりの良いところで一日目の作業を終了した。
二日目も昨日の続きで柴刈り・低木伐採を、適当な距離を取って行う。
柴、低木、高木に限らず、イバラを含む弦が絡んでおり、作業着にまとわりつき、下手に手で触るととげが刺さり処理に難儀した。
天候に恵まれ全体の四割ほどの柴刈り・低木伐採となり二日目を終えた。
三日目も残りの柴刈り・低木伐採を進め、天候にも恵まれ八割がたの進捗となり三日目を終了した。
三月四日(水) 五名
五日(木) 三名
四日目は五名の参加となり、残してきた高木の伐採に取り掛かった。
最初に柴刈り・低木伐採を行った箇所の法面中央の伐根を、チルホールのアンカーとして準備を行い、狙い通り法面中央に寝かした。
二本目はほぼ法尻で、すぐ横を用水が流れておりしかも用水側に枝葉が出ている偏芯木で、用水に枝葉を落とさないよう慎重に作業した。一部は用水上に枝が掛かったが、ほぼ想定通り寝かせることができた。
天気も良く少し汗ばむような気候で作業も順調にはかどり、隣接地側に偏芯している高木は、依頼者の小型バックホウによる牽引で法面に無事寝かせ、この日は五本の高木伐採を行い、柴刈り・低木伐採も一割ほどを残し作業終了した。
五日目の隣接地への偏芯木伐採は、依頼者の都合もあり、栗園の中へ軽トラを入れさせていただき、軽トラをアンカーとして牽引伐採を行った。
残りの柴刈り・低木伐採もイバラのつるに悩ませられながらも昼過ぎに無事終了。
朴ノ木に接しているキハダを、朴ノ木に傷をつけないよう慎重に寝かせ、今回の作業を完了した。
後日、依頼者と話した時、このキハダを染色に使いたいから貰えないかという知り合いに譲った。立派な太いキハダと言って喜んで持って帰ったとのことである。
鮮やかな黄・橙色に染まるそうである。漢方薬以外の使い道がることを初めて知った。このキハダで染めた生地を見てみたいものである。
千旦林 元竹林個所草刈
二月十二日(木) 三名
以前竹林であった箇所の草刈り作業であった。
前日の雨で湿っており足元も滑りやすかったが、枯草でもあり草苅としては楽な作業であった。しかし、ところどころ石があり、チーン、チーンという石に接触した音をお互い聞きながらの作業となった。また、元孟宗竹林であったため太い切り株も隠れており、歯を食い込ませたり、キックバックさせたりと久しぶりにハットヒヤリを経験した。
昼までの予定で開始し、隠れている切り株に躓いたりと足元の良くない箇所での作業であったが、余裕で十一時前に無事作業を終えることができた。
恵下 庭木伐採搬出
二月九日(月) 四名
前日昼過ぎまでの降雪によりしっかり雪は残っていたが、進入路は依頼者により除雪されておりクレーン付きトラックも問題なく駐車できた。
二名は朴ノ木、ツゲ、ウツギ等の伐採処理、もう二名で玄関脇のコウヤマキの吊切りに取り掛かる。
コウヤマキの横から生えていたつる植物が、モミジからコウヤマキに絡みついていて半分がこのつる植物に覆われていた。これをさきに処理してクレーン付きトラックによりコウヤマキの吊切りを行った。この間にほかの庭木伐採は終了していた。
つる植物のボリュームが大きく、直接荷台に乗せられないため地上に降ろし、弦の切り離し、枝払いを行い積み込んだ。つる植物が嵩張り、先に伐採が完了していた朴ノ木、ツゲ等の積み込みができず、軽トラの出番となった。
結局、昼前にクレーン付きトラック、軽トラ、各一回、昼食後の軽トラ一回の搬出を行い終了した。
瀬戸 広葉樹高切り伐採
一月二十一日(水) 二十二日(木)
二十三日(金) 各三名
肩を痛めたことにより昨年の六月四日で中断していたヤマザクラの高切り作業を再開した。
株別れして四方八方に枝を伸ばしたその中心を貫いているサワラに滑車を取付け、吊切りを開始した。
はっぱを落としているとはいえやはり枝先に重心がかかり気味で、屋根やアンテナに接触する状況で重心の見極めが難しい。
一日目、二日目はサワラに取り付けた滑車で吊切りを行い処理した。
三日目はヤマザクラの横に並んで生えているスギ、サワラが支障となるので先に伐倒を行い、二本ほどチルホールで直に引き起し枝払い処理し、今回の作業を終了した。
二月二日(月)三日(火)各三名
残っている枝は、チルホールで直に引き起こして枝払いできる枝四本ほどであり、前回同様サワラにクライミングロープを取付け、それぞれの枝に移動し曳きロープを取付け、枝払い処理を行なった。
枝先がなくなり今後は少し低い位置での作業となるので、自身の体を預けているサワラの上部を切落して一日目を終了した。
二日目、サワラから離れている、ヤマザクラの幹の切落し作業を株別れ箇所で順番に行い、サワラと接している幹の上部でサワラを先に切落した。
サワラと接していたヤマザクラの幹を株別れ箇所で切り落とし、高切り作業の完了となった。
最後に上部、中間と切落して短くなったサワラを寝かせ、瀬戸での作業を完了した。
阿木 庭木伐採
一月十五日(木) 二名
令和八年最初の作業を、多少雪の残る阿木での二本の庭木伐採で始めた。
庭を形作る石積みの上にあるカイヅカイブキと思われる、ちょっと癖のある低木の伐採から始めた。庭内に寝かせるため周囲を整理し、ロープ引きにより庭内に予定通り寝かせた。
二本目は十m程の杉であり、寝かせる場所が少し狭いため、五mほどのところで三本に株別れしている箇所で切り落とし、小休止を挟み、幹はロープ引きにより想定個所へ寝かせ、昼過ぎに無事終了した。
高山 薪炭材調達作業
十一月十日(月) 五名
十一日(火) 十二日(水)各四名
十日(月)は、「もりづくり・間伐体験会」で伐倒し、かかり木としたまま放置していたヒノキの処理を午前中行い、午後より高山へ移動し、作業範囲を確認後、柴刈り作業を実施した。
二日目、前日残した柴刈りと、薪炭材伐倒作業の支障となる低木の伐採作業を行なった。
三日目、傾斜地上部で隣接の田んぼとの境に立っている、六十㎝程のアベマキの伐倒に取掛った。
隣接の田んぼ上部に枝が数本伸びているので、チルホールを二台使い斜面下部方向へ寝かすべく受口を入れ、追い口を慎重に入れて伐倒したが、二台のチルホールの取り込み指示を最後に間違い、ほぼ真横に倒れ枝が田んぼ内に入り、処理に苦労した。
十一月十九日(水) 三名
二十日 四名 二十一日 三名
十二日に伐倒したアベマキの枝払い玉切り処理行い、二本目の伐倒に取掛った。これは一本目と違い、斜面下部方向に枝が出ているため、斜め横方向に寝かすべく受口追い口を入れたが、ツルの残し方が悪く下に向いて倒れ、農道に枝、枯れ葉が散乱してしまい、農道の通行に支障出た。
農道上の枝、枯れ葉の処理を行いこの日の作業を終了した。
二日目、農道上に集めた枯れ葉の処理、斜面上に寝ている箇所の枝払い、玉切り作業を行なったが、太い幹・枝は簡単にはできず、翌日に持ち越しとなった。
三日目、前日の続きで、玉切り、枝払いに午前中掛かった。
午後、今までと比較し少し細いアベマキを二本、斜面上に計画通り寝かして今回の作業を終了した。
十二月一日(月) 二日(火)
三日(水) 各四名
まず前回伐倒材の玉切り枝払いを行い、次に伐倒するための準備作業に取り掛った。
二十㎝程から四十㎝程度のアベマキを含め四本程伐倒し、玉切り枝払いを行いこの日の作業を終了した。
二日目、ヒノキ林に近い箇所のアベマキは樹高がかなりあるため後日とし、令和五年度に残した隣接地の三十㎝程のサクラ、アベマキ、ヒノキ等の伐倒に移った。サクラ、ヒノキ、アベマキ各 一本を伐倒、玉切り枝払いを行い二日目の作業を終了した。
三日目、残っているヒノキ、アベマキ、周囲の低木を伐倒、玉切り枝払いを行い、今回の伐倒作業は一旦終了とし、 次回からは集積作業ということで、はしご等の機材の撤収を行い終了とした。
十二月九日(火) 六名
十日(水) 七名
十一日(木) 四名
先週までに伐倒した薪炭材の集積作業を行った。
集積個所の斜面上部までチルホールで横引きし、集積個所へ転がり落とす段取りである。
思惑通り転がり落ちてくれる材は少なく、斜面上の低木の切り株等に引っ掛かり止まってしまう材が多く、鳶口等により人力で何とか集積個所へ落とし込んだ。
二日目も同様に転がり落とす作業と、原木等の仕分け作業を行った。
午後からロープウィンチを使用し、少し奥のほうの材を引き出し、同様に転がり落とし集積した。
三日目、引き続きロープウィンチによる集積作業を行った。
隣接地の材は若干引き上げの作業となり、ウィンチも喘ぎ気味であった。
次回は集積個所の検討をすることにして今回の作業を終了した。
駒場 庭木伐採
十月二十三日(木) 三名
以前、頂部と枝を切ってもらった入り口の松が枯れてきたので切りたい。との依頼であった。
確認すると、三m程で頂部を止められた三十㎝程の松で、枯れ枝が落ちていた。ついでに道路側に伸びている桜の枝、家の屋根側に出ているミズキも二股箇所で切ってほしいということになった。
ミズキは二股箇所で十五㎝程でそこから五m程ある。上部から順に切り落とすこととした。
まずは枯松にロープを取り付け慎重に寝かした。
桜の枝も幹から出ている個所で切り落とし処理した。
最後にミズキの枝を切り落としながら登り、二度に分けて二股箇所で切り落とし、昼前に終了した。
暑い時期休んでいた作業再開にあたって、適当な作業であった。
もりづくり・間伐体験会
十月十九日(日)
参加者 三名 スタッフ 四名
福岡桧植林地で「もりづくり・間伐体験会」を今年度も企画し参加者を募集したところ、三名の応募を受け実施した。
朝方少し雨が残っていたため、薪作りを行っている建屋内で本日のスケジュール、森づくりのための間伐の必要性等の説明を行った。
天候も落ち着いてきたので植林地内を歩き、最近間伐を実施した個所と出来ていない箇所との違いを感じてもらい、実施した個所では空間が広がり地上に光が入って、実生で生えた桧の稚樹、幼樹等の新たな植生を見ることが出来、間伐の必要性を実感して貰えたと思う。
チェンソーの取扱方法を簡単に説明後、各自でエンジン始動、丸太切りを体験してもらった。
その後、森林内に入り一五㎝前後のヒノキを一本ずつ間伐した。
昼食後も希望者による間伐体験を行った後、建屋内に戻り体験会の感想等を懇談の中でお聞きし今回の体験会を無事終了した。